@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000105, author = {升井, 裕子 and Masui, Hiroko}, issue = {24}, journal = {拓殖大学大学院言語教育研究, The Bulletin of the Graduate School of Language Education}, month = {Mar}, note = {本研究は、明治時代の英語教科書に関する研究の⼀環であり、明治時代の旧制中学校で使⽤された舶来五⼤リーダーのひとつであるSander’s Union Readers(以降、Unionと省略する)に焦点を当てるものである。Unionは第1読本の段階で既に複数の韻文が登場し、難易度が増すにつれ、韻文を扱う課が増えていく。この傾向は、同時代に広く使用された読本、例えばNew National Readers(以下、本稿ではNNRと省略する)やWillson Readers(以下、Willsonと省略する)においても顕著である。Unionに掲載された韻文(詩作品)と散文の数を比較すると、第3読本までは韻文よりも散文の占める割合が多かった。しかし第4読本では、韻文と散文はほぼ同数で現れる。第5読本になると韻文の掲載数は散文に負けるものの、散文と韻文の混じったものの割合が増えるため、読本を通観すると韻文に触れる回数が多いという印象を受ける。韻文が多く掲載されることで、韻文の持つ文学性そのものが読本全体の文学的な要素を強める一因となっていると考えられる。}, pages = {1--20}, title = {明治時代の英語教科書に関する一考察 -『ユニオン読本』に焦点をあてて-}, year = {2024}, yomi = {マスイ, ヒロコ} }