@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000118, author = {小林, 秀高 and Kobayashi, Hidetaka}, issue = {2}, journal = {拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究, The review of Takushoku University : Politics, economics and law}, month = {Mar}, note = {本稿は,北海道における民主勢力の退潮を,個別の選挙結果ではなく地方選挙と国政選挙の選挙サイクルから説明する。北海道は民主王国として知られ,他の地域に比べ民主党系の得票と議席が多い。中でも旭川市は市長,衆議院議員,市議会のいずれも民主党系が強い地域であった。しかし,2021年には市長および衆議院議員が自民党系に交代し,2023年の市議会選挙では自民党系の候補が躍進した。この現象を旭川市における衆議院選挙,市長選挙,道議会選挙・市議会選挙の得票の変動から検討する。1節では,問題意識と論文の目的を説明する。2節では,関連する先行研究を検討し,分析の視点である選挙サイクルについて説明する。3節では,北海道における民主党系の議席および得票率が他の地域に比べて相対的に高いことを検証する。第4節では,旭川市における地方選挙と国政選挙のこれまでの動向を確認し,第5節では,旭川市における選挙サイクルを衆議院選挙から市長選挙,市長選挙から市議会選挙・道議会選挙という流れから分析・検証する。分析の結果,旭川市において,2021年までは各選挙のタイミングが民主党系に有利に働いていたことが確認された。また,各選挙における得票率の集計データの分析から,衆議院議選挙の結果が市長選挙に影響を与えている傾向が確認された。一方で市長選挙から市議会選挙・道議会選挙への関連は確認出来なかった。}, pages = {17--42}, title = {北海道地方選挙における選挙サイクル : 旭川市を事例として}, volume = {26}, year = {2024}, yomi = {コバヤシ, ヒデタカ} }