@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000132, author = {河原, 清志 and Kawahara, Kiyoshi}, issue = {51}, journal = {拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究, The journal of humanities and sciences}, month = {Mar}, note = {本稿は,鎌田東二の言語成層の三層構造モデルを土台にして,井筒俊彦の「東洋哲学の共時的構造化」と南方熊楠の「南方曼陀羅」のモデルとを対照しつつ両者の対応関係を模索しながら,人間にとって根源領域から言葉の意味がどのように生成されるかのプロセスないしメカニズムについて検討していくことを目的とする。本研究では,井筒の「共時的構造化」から見えてくる東洋哲学に通底する人間意識の階層構造(表層/深層構造)と根源にあるコトバを生み出すエネルギーの淵源について検討したうえで,南方曼陀羅における大日・心・物・事・名・印という意味生成プロセスを整理し,両者の比較検討を行った。その結果,鎌田モデルを土台にしたうえで,井筒の「共時的構造化」モデルと南方の曼陀羅モデルの間に,意味の生成メカニズムの共通性を見つけることができた。}, pages = {53--75}, title = {根源領域からの意味の生成メカニズム ―鎌田モデルからみた井筒モデルと南方モデル―}, year = {2024}, yomi = {カワハラ, キヨシ} }