@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000139, author = {モロジャコフ, ワシ―リー and Molodiakov, Vassili}, issue = {7}, journal = {拓殖大学国際日本文化研究, Journal of the Research Institute for Global Japanese Studies}, month = {Mar}, note = {「フランス知識人が見た日本の大陸・植民地政策」のテーマで、これまで本誌に発表してきた論稿六編の内容は、基本的に年代を逐って書かれたものであるが、今回は例外的に時代を少し遡る。本稿では、作家・政治評論家のエドモン・プロシュー(Edmond Plauchut ; 一八二四~一九〇九年)の著作と活動を取り上げ、フランス知識人が日本の大陸・植民地政策に対して「親日」とも称せる傾向を持つに至った、その起源と背景を明らかにする。 このプロシューという人物は、今では忘れ去られた存在であるが、その論集『文明の諸軍隊』(一八七六年、単行本初出)の一章として収録された論文「台湾と日本出兵」(一八七四年、雑誌初出)は、日本の台湾出兵について述べられた著作であるというばかりでなく、フランス知識人、ひいてはヨーロッパの知識人が日本の大陸・植民政策初期の歴史を「文明化」と捉えた資料としても興味深い。筆者は、フランスで近年、公刊されたプロシューの回想録に基づいて、その生涯、活動、そして彼が抱いた東亜・中国・日本観の淵源と背景を分析して、「文明化」として捉えられた植民政策論を究明する。}, pages = {1--15}, title = {フランス知識人が見た日本の大陸・植民地政策(七) ―日本の文明化政策を讃美するエドモン・プロシュー―}, year = {2024} }