@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000148, author = {阿久津, 智 and Akutsu, Satoru}, issue = {9}, journal = {拓殖大学日本語教育研究, Journal of research in teaching Japanese language}, month = {Mar}, note = {現代日本語(主に書き言葉)における,並列要素を3 つ以上もつ(多項の)名詞の並列の表現のうち,要素の選択を表すものにどのような形式があるか,『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用いて調べた。その結果,次のようなことがわかった。①並列助詞の「か」,接続詞の「または」,「あるいは」,「もしくは」が多く使われる。②形式と構造については,並列要素全体が選択の対象となる場合が多い。その際,並列助詞や接続詞のほかに,読点を用いて,並列要素を列挙することが多い。また,法令・公用文に特有の,「又は」,「若しくは」を用いた形式が多く見られる。③「か」は,並列要素の最後の要素に付くことは少ないが,並列要素の中から適当(必要)なものを選別する場合には,最後の要素にも付く。「なり」は,多くの場合,並列要素の最後の要素にも付く。「あるいは」には,そのあとに選択の対象となる要素が列挙される場合がある。}, pages = {1--34}, title = {名詞の選択型の多項並列表現}, year = {2024}, yomi = {アクツ, サトル} }