@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000153, author = {中村, かおり and Nakamura, Kaori}, issue = {9}, journal = {拓殖大学日本語教育研究, Journal of research in teaching Japanese language}, month = {Mar}, note = {日本語ライティングは,日本語学校や大学で学ぶ留学生にとっては欠かせないものである。しかし,指導にあたる日本語教師の多くには,その指導法を十分に学ぶ機会がない。それは,アカデミック・ライティング(AW)指導の枠組みが明確に示されていないことも要因であろう。そこで本研究では,その枠組みづくりの検討材料として,多様な学習者に対し日本語ライティング指導に従事してきた,あるベテラン教師A氏を対象にPAC分析を行い,学習レベルや文章タイプに合わせた指導の工夫やAWの位置づけを探ることを試みた。その結果A氏は,学習レベルと,知識叙述型と知識構成型という文章タイプによって指導法を選択しており,AWを後者に位置づけていた。また,上級者を対象としたAWでは,形式よりも内容面への支援を重視し,教師主導型から学習者中心型のアプローチへと指導法も変えていた。今後,AW指導に関する教師養成や教師支援の枠組みづくりに寄与するため,複数の教師を対象にこのような調査を行い,知見を重ねていくことが求められる。}, pages = {113--143}, title = {日本語アカデミック・ライティング指導の枠組みづくりの検討 ―あるベテラン教師に対するPAC 分析を手がかりとして―}, year = {2024}, yomi = {ナカムラ, カオリ} }