@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:02000154, author = {小井, 亜津子 and Koi, Atsuko}, issue = {9}, journal = {拓殖大学日本語教育研究, Journal of research in teaching Japanese language}, month = {Mar}, note = {本稿は,等位節とされるシ節の文体的特徴について,特に硬い書き言葉としての容認度の観点から考察したものである。まず,大学生の作文におけるシ節の使用実態を調査したところ,一文にシ節を一回だけ使用する累加用法を中心に,一定程度の使用が確認された。次に,得られた用例からタイプが異なる17例を選び,文体に関する意識調査を行った。結果は個人差が小さくないものの,一定の傾向が明らかになった。具体的には,ナ形容詞のようにシ節の前節語が「だ」で終わる場合や,一文内で複数のシ節を使用している場合は,硬い書き言葉として容認されにくい,「~だろう」が共起する場合は容認されやすい,といった傾向が見られた。調査協力者からは,研究分野やテキストの主題によって容認度が異なるという指摘もあり,卒業論文等を執筆する大学生へのライティング指導のあり方に対して,一定の示唆が得られた。}, pages = {145--166}, title = {書き言葉におけるシ節の使用について ―文体情報記述のための試論―}, year = {2024}, yomi = {コイ, アツコ} }