@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000204, author = {狩野, 紀子 and Kano, Noriko}, journal = {拓殖大学語学研究, Takushoku language studies}, month = {Mar}, note = {近年,アカデミック・ライティングやリサーチペーパーの執筆指導を英語の授業で実践している大学は少なくない。執筆するためには,英語論文を読んで理解することがまず必要であるが,論文読解指導に関する調査・研究は少なく,教科書や指導書の数も限られている。そこで本研究では,英語を専攻する学生を対象に,英語論文の構成や頻出する表現を中心に,論文の読解方略を指導・訓練した。1 学期間の指導の結果,論文構成の理解を基に行うscanning力には伸長が認められた。また,特に指導はしていないが,論文中に頻出する「論文に関する用語」や「統計に関する用語」の理解にも進歩がみられた。それに対し,重要情報である研究の目的,方法,結果の精読に関しては,限られた効果しか認められなかった。短期間の指導で,学生はある程度は英語論文を理解できるようになるが,複雑な構造の文の理解や概念の理解には,さらなる指導が必要となることが示唆された。}, pages = {61--80}, title = {大学生の英語論文読解指導法}, volume = {140}, year = {2019}, yomi = {カノウ, ノリコ} }