@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000209, author = {松下, 直弘 and Matsushita, Naohiro}, journal = {拓殖大学語学研究, Takushoku language studies}, month = {Mar}, note = {日本語の「着物」は,スペイン語でkimono あるいはquimono と表記される。さまざまな文献からそれぞれの頻度数を比べてみると,どちらかに極端に偏ることなく,両者とも使われていることがわかる。スペイン王立アカデミーは長年quimono の方が好ましいとしてきたが,21 世紀に入ると,kimono の方が望ましいとし,quimono という表記も可とする方針を打ち出した。これ以降,スペイン王立アカデミー監修のスペイン語辞書をはじめ,いくつもの辞書がkimono の項で語義を載せるようになった。だが,相変わらずquimonoという表記はよく用いられている。外来語として意識されるkimono に対し,すっかりスペイン語の一部となったquimono が用いられるのは好ましい現象ではないだろうか。}, pages = {219--235}, title = {Kimono か quimono か ―「着物」のスペイン語表記をめぐって―}, volume = {140}, year = {2019}, yomi = {マツシタ, ナオヒロ} }