@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000496, author = {横関, 理恵 and Yokozeki, Rie}, journal = {拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究, The journal of humanities and sciences}, month = {Oct}, note = {本稿は1970年代末から1990年にかけて不登校経験者を積極的に受け入れていた東京都の中学校夜間学級(以下,夜間中学校)の教員による実践記録,及び卒業生の証言記録から不登校経験者の登校継続を支えた要因と課題について検討し,義務教育制度における補償教育の意義と可能性を考察した。夜間中学校は,不登校経験者が,教員や異年齢のクラスメイトの中で安心して学べる家庭的な雰囲気があること,このような人間関係を構築する教育実践があり,そこで展開される人間関係によって不登校経験者の登校継続を可能にしており,補償教育の機会を保障するという点で意義がある。また,卒業後の進路形成において新たに対人関係を構築することに困難を抱え,ドロップアウトする場合が少なくない中,不登校経験を肯定的に意味づけられる夜間中学校の教育実践に可能性が見いだせることを指摘した。}, pages = {70--97}, title = {不登校経験者に果たした夜間中学校の役割と特質 ―1980年代の教師の実践記録を手掛かりに―}, volume = {46}, year = {2021}, yomi = {ヨコゼキ, リエ} }