@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000550, author = {ペマ, ギャルポ and Pema, Gyalpo}, journal = {拓殖大学国際日本文化研究, Journal of the Research Institute for Global Japanese Studies}, month = {Mar}, note = {このところ、日本のマス・メディアも、ようやく中国の脅威について報じるようになった。祖国チベットを中国に奪われ、人生の大半を日本で過ごし、この間、その恐ろしさを訴え続けてきた筆者としては、微かな安堵を感じている。だが、多くの日本人はチベットに関しては、その歴史は疎か、場所すら知らない人も多いのではないだろうか。一九五九年三月の人民解放軍による「解放」という名のチベットへの侵略以来、たくさんの同胞が虐殺の運命に晒された。それだけに、日本では同じような悲劇が絶対に起きてほしくない。コロナ禍にあっても、習近平政権の覇権主義的傾向は強まる一方である。チベットだけでなく、ウイグル、南モンゴル、香港に続き、今度は台湾、そして尖閣諸島もターゲットにされている。日本がチベットと同じ道を歩まないために今、何をすべきなのか。本稿が、そのことを考える一助になればと考える。}, pages = {63--80}, title = {「チベット問題」再考―中国外交の本質―}, volume = {5}, year = {2022} }