@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000593, author = {中村, かおり and Nakamura, Kaori}, journal = {拓殖大学語学研究, Takushoku language studies}, month = {Oct}, note = {大学生にとってレポート・ライティングは重要であり,初年次から指導が行われている。しかし,指導後も困難を抱える学生がおり,指導法の改善が求められる。そこで,本研究では改善のための示唆を得ることを目的とし,成功者の意識変容のきっかけになったとされる活動を取り入れて実践を行い,実践前後のアンケート調査および実践後のインタビュー調査により,成功者と未成功者を分けた要因を探った。その結果,成功者は,実際の論文を分析する活動や,書くプロセスを体験するストーリーラインの作成,そしてピア・レビューといったインパクトのある経験によって,アカデミックなスキーマが形成されており,それによりレポート全体の質が上がったことが示唆された。一方で,そのような経験があっても,適切な資料検索の方法と資料に合わせたストーリーラインの修正については課題の残る学生もおり,指導において書くプロセスを意識しながら体験させる必要があることがわかった。}, pages = {83--111}, title = {レポート・ライティング成功者と未成功者を分けた要因 ―初年次生に対する調査の結果から―}, volume = {147}, year = {2022}, yomi = {ナカムラ, カオリ} }