@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000074, author = {杉浦, 立明 and Sugiura, Tatsuaki}, issue = {2}, journal = {拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究, The review of Takushoku University:politics, economics and law}, month = {Mar}, note = {日本では最近好景気に続き,毎月の失業率の低下が続いており,人手不足の解消という新たな雇用問題に直面している。この人手不足の背景について労働力フローの分析を活用することで,新たな雇用の視点を与えることはできる。欧米諸国に比べて,日本では労働力フローを利用した分析は必ずしもまだ十分ではない。そこで,本研究は労働市場の流出入の動きが大きいと考えられる若年者に注目して,公表値を利用して男女別にそのフロー値及び推移確率を算出した。 労働力フローの算出結果,若年者であっても労働力の状態変化より同じ状態を続ける方が男女共に圧倒的に多い。失業率の低下傾向が続く中で,男性より女性の方が労働力状態を変化させており,非労働力人口から新規就業する労働力フローが目立っている。好景気の下で労働市場への新規参入が若年女性の労働力率を高めている。また,失業率の低下傾向が続いている中で,男女共に若年者の失業頻度は小さくなっているが,失業継続期間は著しく短縮化されているものではないことが示される。}, pages = {99--118}, title = {若年労働力フローから見る男女の動向}, volume = {20}, year = {2018}, yomi = {スギウラ, タツアキ} }