@article{oai:takushoku-u.repo.nii.ac.jp:00000092, author = {田嶋, 規雄 and Tajima, Norio}, journal = {拓殖大学経営経理研究, Takushoku University research in management and accounting}, month = {Mar}, note = {本稿ではマーケティング課題の認識に注目し,これをマーケティング・マネジメントの出発点として位置づけることの重要性をまず主張した。いかなるマーケティング課題が認識されるのかによって,その後に続くSTP は異なり,その結果として策定されるマーケティング・ミックスの構成や資源配分も異なってくる。したがって,マーケティング課題の認識は,非常に戦略的な意思決定であり,特に慎重な吟味が必要となる。次に注目したのが,認識されるマーケティング課題の戦略的階層性である。マーケティング課題を戦略性の程度において,「企業・事業レベル」「STP レベル」「マーケティング・ミックス・レベル」の3 階層に分類した上で,この階層を規定するものとして,「認識される消費者行動の集計水準」と「マーケティング資源の統制可能性」の2 つの要因を抽出した。そして最後に,これら2 つの要因の相互作用によって,マーケティング意思決定者には,注目する環境変化が同じでも戦略的に異なるいくつかのマーケティング課題が認識されうることを示唆した。}, pages = {285--300}, title = {マーケティング・マネジメントの構造とマーケティング課題の戦略性}, volume = {112}, year = {2018}, yomi = {タジマ, ノリオ} }